【特別企画】有元くるみのインド旅 vol.5
2009.07.15 Wednesday
※YouTubeはこちら。
長期に渡って連載してまいりました『有元くるみのインド旅』もこれにて最終回。
最後は今まで紹介しきれなかった小ネタを交え、思い残すことのないようまとめてみましょう。

まず、ビデオの冒頭で出てくるのは、シルクの町・カンチプーランを訪ねたときの帰り道。
偶然出くわしたステキな「商店街」‥‥といったところでしょうか。観光色がまったくなくていい感じ!
「こんなところに掘り出し物があるのよね」というくるみちゃんの目がランランと輝きはじめました。

商店街には日用品から食材までいろいろなものが売られていて、すごく活気があるのですが、

中でも興味をそそるのは、なんといっても食べ物でしょう。食いしん坊ですからね〜
「あ、ジャガイモね」などと素通りしようものなら、「ちがうよ!」などと言われるので、
確かめないことには始まりません。ちなみに、左の写真↑はジャガイモではなかったのです。
「チクー」または「サウォー」といって、食べると熟れた柿のようでとても美味しい。
スイカは昔懐かしい味でした。片っ端から試食をするわたしたちは、デパ地下探検気分!?
このようなローカル色の強い場所でくるみちゃんが楽しみにしているのは、
キッチュな雑貨との出合い! 宝物探しのようで腕が鳴ります、ヨダレが出ます。
「ストローないかな」「ラッピングに使うような紙が欲しいの」
「あのオジサンが持っているカゴ、いいね」「ビジさんが使っていた調理道具が欲しい」
そんな物欲を頭の片隅に置きながら、あればめっけもん、というくらいの軽いノリで、
もちろん想像していなかった出合いも楽しみに‥‥歩く‥‥歩く‥‥練り歩きましたよ。

すっかり忘れていた出合いといえば、こちらでしょうか。インドですもの、スパイスを買わなくちゃ! くるみちゃんの荷物には、「ジップロックを持っていくといいわよ」というお母様の教え通り、
グラム売りの食材を持ち帰るための準備が整えられているのだそうです。さすが!
※右の写真は「写真を撮って!」とせがまれてパチリ→チェック中の男の子です。イケメン?

ところがこちらのスパイスは、売り物ではない模様。どこかで使うためのものらしい。
それでも興味を持ってもらったことが嬉しいらしく、スタッフ総掛かりで説明してくれました。
しまいにはお裾分けまでいただいてしまって‥‥インドの人って、優しいのね!
ランチはチェンナイっ子の8割が「ナンバー1」と認めているという『サラバナ バワン』というベジレストランに行きました。
※アケミちゃんが‥‥今回ここだけの登場なんですが、ボケてしまいました。
このお店はチェーン店で、チェンナイ市内にとどまらず、インド中、
いや、世界中に支店があるそうです。日本にもできないかなぁ。
そのくらい美味しかったです。
写真はタミルナドゥ・ミールス。日本円で260円な〜り〜
日本にできても、ぜひ1000円以下で!(懇願)
サラバナ バワン(SARAVANA BHAVAN)http://www.saravanabhavan.com/
今回やたら存在感の薄いドン・アケミですが、じつは30万円分買い占めたオーロヴィルを気に入ってしまい、
「もう1泊したい!」ということで、ひとり居残りすることになったのです。まだ買い足りない!?
突然の別れは寂しいものですが、そんな自由がきくのが大人の旅の良さ。お互い残りの時間を楽しみましょー!

ドン・アケミと別れたあと、チェンナイに戻って我々を待ち構えていたのは、最後のお楽しみ!
料理家・ビジさんに習うタミル・ブラーミン料理第2弾です。今回は新聞の取材が入りますからね。
くるみちゃんのインドスタイルに注目です!(ハクション大魔王のアクビちゃんのよう‥‥?)
今日のメニューをざっくり説明しますと‥‥(なるべくわかりやすい言葉で)1.ヴェン・ポンガル(ダル=豆を混ぜた米を柔らかくマッシュ状に炊いたもの。今回はカシュー入り)
2.焼きなすのグレービー(ポンガルの伝統的な付け合わせ)
3.パチャイ・チャツネ(こちらもポンガルのサイドディッシュ。パチャイ=グリーンココナッツ)
4.ケララ風サンバル(前回とは違ってピトライ・パウダーを使う伝統的なもの)
5.ニガウリのタマリンドソース(こちらもピトライ・パウダーを使います)
6.野菜とバミセリのスナック(バミセリ=パスタで作るあっさり味の焼きそばのようなもの)
7.ジーラ・ラッサム(クミンが効いた、前回とは違う味付け)
8.キャベツとニンジンの煮込み(汁気のあるカレー。味わいはマイルド)
9.ニンジンとカシューのパヤサム(クリームを使って濃厚に。ぜんざいみたいな感じ)
10.バダム・ハルワ(本物のサフランを使って煮詰めるスイーツ)

イメージが湧かないと思うので、ほんの一部ですが、写真を貼付けておきましょう。

料理のボリュームは「張り切り過ぎじゃないの?」というくらいありますが、
第2弾ともなればすっかり気心も知れて、笑いの絶えないとても楽しいレッスンでした。
ビジさんも、お抱え編集者のパドミニさんも、わたしたちの話す日本語をテキトーにマネてみたり‥‥
そのやりとりはぜひビデオでご確認を。写真のパドミニさんはなにをそんなに慌てているのでしょう。

和気あいあいと、ゆる〜い雰囲気の中繰り広げられたレッスンですが、忘れてならないのは
インドのメジャー新聞『THE HINDU』の取材が入ったことです。↑ほら、しっかり載りました。
くるみちゃん、インドデビューおめでとう〜!!! ヒュ〜ヒュ〜!!!読んでみると、まず「若いくるみは、注意深くつま先立ちでバランスをとり‥‥」と、
のっけから小ささを強調!(笑)
そう、くるみちゃんは雑誌などの媒体で長身に思われることが多いそうですが、じつは小さいんですよ〜
キッチンが高く、つま先立ちで料理していたのがおもしろかったのでしょうね。
ほかには、なぜ南インドに興味を持ったのか、作ってみてどうだったか、日本の食文化とは?
など、異文化交流の様子がしっかり紹介されています。
そのうちビジさんを日本にも紹介したいものです。くるみちゃんとのコラボ企画とか?
スポンサー募集中です!(笑)

「あ〜、それにしても旅の最後に味わう料理がビジさんでよかった!」
そんなことをしみじみとつぶやいていたくるみちゃん。そう、正真正銘、インド旅最後の食事なのです。
この味の余韻に浸りながら帰るってステキ♪ そのくらい、この旅でいちばん感動した料理でした。
ビジさん、どうもありがとうございました! もう一度、ビジさんのHPをご紹介→ http://www.vijisamayal.org/

※おや? くるみちゃんとチャイオジサン、マドラスチェックのシャツがペアですね。
ビジさんと別れ、日本へ帰る準備を整えたわたしたち。出発の時間までまだ時間があったので、街をフラフラ徘徊しておりました。
そこで見つけたのがチャイ屋さん。そうよ、これも体験しておかなくては!
レストランで飲むよりもずっと美味しいという噂ですからね。
売り物として出回ったあとの残りの茶葉を、いかに美味しく飲むか‥‥と研究され、
大鍋でグツグツ煮出すミルクティーが誕生したそうです。
高いところから豪快に注ぎ入れるミルク、何度も何度もかき回されるチャイ‥‥
空気を含めることでまろやかになるのだそう。小さなカップで甘くしていただきます。
ちなみにスパイスを入れるチャイは北インドのものだとか(意外!)。
味は‥‥噂通り、最高! くるみちゃんが研究していたようなので、いつか日本でも!
さて、最後はずいぶん長くなってしまいましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。
ふつうの観光とも違うインド旅でしたが、お金では買えない経験がたくさんできた気がします。
それも、わたしたちの要望に細かく応えてくれたインド在住・千鳥朱実さん(チトリちゃん)の
力添えあってのこと。ホテルの手配、足の調達‥‥etc.
わたしたちの力だけではこれほどスムーズにはいかなかったでしょう。
楽しい想い出だけ持ち帰るなんて、ありがたいような、悪いような‥‥本当にどうもありがとう!!!
チトリちゃんの現地ブログ→ http://blog.livedoor.jp/chitrini/
くるみちゃんのショップ『griot.』は移転し、現在改装中ですが、いくつかイベントがあります!●7月14日(火)〜20日(月)「真夏のgriot.展」青山スパイラルマーケット2F
※インドで買い付けてきたものもいくつか並んでいますよ(右の人形も!←非売品ですが)。
●7月25(土)、26日(日)山口県『アケミ屋』にて10周年記念イベント
※くるみちゃんが青空クッキングをするそう。いいな〜
問い合わせ先『アケミ屋』:山口県光市島田1-11-7 Be st. west TEL:0833-74-0087
『griot.』新住所(オープン準備中)神奈川県三浦郡葉山町堀内1022 TEL:046-887-0168
http://www.griot-net.com/
